【リサイクル着物ファン必見】洗い張りって何ですか?

こんにちは
札幌在住の和裁士&着付け師です。

今回は、
リサイクル着物を買う人が知っておきたい着物用語
「洗い張り」についてお話ししますね。

最初の着物をリサイクルや貰い物で揃えるという方は多いと思います。
リサイクル着物や人から貰った着物の中にはシミや汚れが目立ったり、
寸法が大幅に違っていたりでそのまま着るのが難しい物も。そんな時のお直し方法が「洗い張り」です。

着物のクリーニングでは落ちないシミや汚れも洗い張りなら落ちることがあります。
また、サイズが合わない着物は、中途半端に直すよりも、
洗い張りをして、自分の寸法に仕立て直しした方が良いですね。

洗い張りとは

洗い張りはシミ、汚れが全体にある場合に用いるお直し方法。

着物を解いて洗い、糊付けして板に張る、
または伸子という細い竹の棒の両端に針がある道具に生地を張り、
反物の巾を揃えて乾かして元の反物の状態に戻す方法です。

昔は各家庭で奥さんが洗い張りをしていました。
ですから、70代以上の方なら
「うちでも母がやっていたわ〜」という人も多いと思いますね。

洗い張りをすると生地の風合いが新品に近い状態に戻り、
縫い跡も目立たなくなりますので、
元の寸法より大きくしたい場合でも元の縫い目の跡を気にせずに幅を出すことが出来ますよ。

また、全て解いて洗うので内側の汚れも清潔になりますね。
古い着物を直す場合や大幅な直しが必要な場合に最適な方法です。

洗い張りを頼むのは着物店や悉皆屋がおすすめ

洗い張りの依頼は着物を買ったショップに頼む方法、
着物メンテナンスのプロである悉皆屋という
着物の仕立てやお直し、しみ抜きなどを専門に扱う伝統的な職業にお願いする方法がお勧めです。

クリーニング店などでも取扱っていますが、
細かな相談に応じてくれる着物に特化した所の方が安心です。
HPを出している店も多いので調べてみましょう。
東京などは呉服店や悉皆屋の数も多いので選択肢は多いです。

費用はお店によって若干差があります。
表示の仕方も違うのでよく確認することが大事です。

洗い張りの工程

洗い張りの工程は大きく分けると解き、洗い、反物に戻すの3段階です。
着物を解き、洗って、生地の端をざっくり塗って反物に戻すまでが一連の作業です。

この3工程全て込みの料金設定の場合もあれば、
解き代を別にしているお店があります。

また、お店によっては、洗い張りと仕立てをセット料金にしている店もあります。

一見安いと思って頼むと解きや仕立てで別料金が掛かってしまう事もあるので注意が必要ですよ。
洗い張りと仕立てを一緒に希望する場合は、
セット料金の方が安い場合が多く、仕立ても早く出来ますね。

洗い張りの相場は

相場は洗い張りと仕立て全て込みで2~5万、
仕立て代別で1~2万程です。
単衣だとやや安くなりますね。

自力で仕立ては無理でも解いてから出すことで、
少しは安く抑えられる場合もあります。
もし、自分で解く場合は、着物地を傷つけないように、
糸切りバサミと針か、和裁用のニッパーで少しずつ丁寧に解きましょう。

また、銘仙など古くて薄い生地の着物は、
生地が裂けやすく洗い張りに耐えられない場合もあります。
また、胴裏と八掛が傷んで使えない場合もあります。

付属のものが使えるか事前に見てもらいましょう。

取り替える場合は、手持ちの胴裏や八掛を持ち込む場合と
お店が用意してくれる場合の金額も確認してくださいね。

ネットで裏地を買った方が安い場合もあるので、注意しましょう。

それでは、きれいな着物で楽しく着物生活を始めましょう!

今回は、「リサイクル着物を買う人が知っておきたい着物用語洗い張りについて」でした。

何か質問があったら、遠慮なくお問い合わせからお願いします。

それではまた (^O^)/

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