着物の種類 本物と偽物について

着物について、本物か?偽物か?
という質問がありますね。

基本的には、本物も偽物もありません。

例えば、大島紬は、縦横絣の手織りで
本場奄美大島の地球印、鹿児島産の旗印、都城産の鶴印があります。

横糸だけで柄を織っている横惣と呼ばれる大島は
鹿児島県の旗印本場大島紬で機械織りと手織りがあります。

その他に東京都武蔵村山市周辺で作られている
機械織り縦横絣の本場村山大島紬があります。

本場村山大島紬は、着物にたずさわって33年間、新品の商品は見た事がありません。

村山大島紬は、本場大島紬の廉価版のようなイメージですが、
東京都の無形文化財であり、国が認めた伝統的工芸品です。
村山大島紬の女性物は、アンサンブルが一般的らしいですね。

昭和30年代、本場大島紬が高額だったため、
価格が安い村山大島紬は大人気だったらしいですね。

そういえば、30年位前は本場大島紬旗印の横惣もアンサンブルで販売していましたね。

さらに、昔はカンチャンと呼ばれた韓国産の大島紬もありました。

ちょっと見ただけでは、分かりませんが、
手触りが多少ゴワゴワして、染色も安っぽく微妙に違いました。
また、絣が波を打っているような感じで、綺麗ではありませんでしたね。

柄は、有名な都喜ェ門のコピーのような柄が多かったですね。
男物もありましたが、手触り、色、絣が本場とは違いました。

しかし、素人の方が見ただけでは分からないと思います。
本場大島紬と間違えないように、
反物の端に韓国産大島紬と織られていました。

20年位新品の商品は見た事がありませんので、
おそらく今は作られていないと思います。

その他は、一万円位の安い反物で、
大島紬という証紙が貼ってあるものもありましたね。
安っぽい大島紬織の商品です。

本物偽物ではなく、技術の違い

さて、本題の本物か?偽物か?という事ですが、

キチンと商品についての説明をすれば、全て本物です。

ですが、韓国産の大島紬を本場大島紬として販売していたら、偽物ですし、詐欺ですね。

このような商品は、その他にもありますね。

  • 本加賀友禅と京加賀友禅
  • 本場結城紬といしげ結城紬
  • 牛首紬と白山紬
  • 灰汁発酵建て本藍染めと化学藍染
  • 伊勢型紙の江戸小紋とシルクスクリーン江戸小紋
  • 手描き友禅とインクジェット印刷
  • 西陣手織り帯と中国産手織り帯
  • 久保田一竹辻が花と辻が花染め

その他にもいろいろあると思います。

どれもキチンと説明して販売すれば問題ないのですが、
本場物ではないのに、本場物のように言って販売したら、
偽物、詐欺ですね。

基本的に、本場の商品は証紙が付いていますので、
それを確認してくださいね。

あとは、お店や販売員の信用度ですね。

作家物とか本場物などの説明を受けた場合、
その証拠を見せてもらいましょう。

百貨店や大手の呉服屋さんなら、
まず間違えないですよ。

不安があったらいつでもお問い合わせくださいね。

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