観劇に合う着物の種類とコーディネート

観劇で着ていく着物は?

着物で観劇というと、先ず歌舞伎、そして歌舞伎座ですね。

おそらく観劇の中では歌舞伎座が一番ハードルが高いと思います。

歌舞伎座に着物を着ていくのは、プロかど素人、と言われているそうですね〜

プロというのは、着付け教室やお茶などで日常的に着物を着ている方や
歌舞伎座に毎月何回も着物を着て通っている方など着物に精通している方だと思います。

そのような方の中には、他人の着物姿に対して、
仲間内でヒソヒソ評価したり、
直接本人にひとこと言うようなやっかいな方がいますね。

歌舞伎座はそんな環境ですから、
人目を気にする人ならそれなりの覚悟が必要ですね。

私個人としては、着物の種類よりもキレイに着付けて行ったら良いと思います。

木綿のお着物でも、センス良くきれいに着ていたら、ステキです。

どんな良い着物でもだらし無く着ていたら、品がありませんからね。

歌舞伎座に着物を着ていく

それでは、本題の観劇に着ていく着物についてお話ししますね。

先ずは、一番気を使う歌舞伎座ですね。
ここを押さえておけば、理解しやすいと思います。

歌舞伎座は、何度も行きましたが、着物を着ている人が多いですね。

訪問着、付け下げ、小紋、紬と様々です。

洋服なら、ジーンズの方もチラホラいますよ。

正月公演や記念公演など特別な公演
通常公演でも一回前方や花道横

訪問着、付け下げ、色無地、江戸小紋がおススメです。

後染めの紬訪問着もステキです。
牛首紬やしょうざん紬が代表的な後染めの紬ですが、
大島紬や結城紬でも後染めの訪問着はあります。

また、大島紬や能州紬の先染めの織りの訪問着も良いですね。
紬素材でも訪問着柄になっている着物なら大丈夫です。
長時間座っている観劇には、軽くて疲れにくい紬の訪問着は、おススメです。

もしも、織りの大島紬や結城紬などの紬を着て行く場合は、
白っぽい着物のほうが良いですね。
正月公演や記念公演は、華やかな雰囲気なので、
泥大島や藍の結城紬だと暗く感じます。
白大島紬、色大島紬、ベージュや白の結城紬などが向きますね。

ただし、
自分のコーディネートや着姿に自信があるなら問題無いですが。

もし、観劇のために着物を新調するなら

訪問着、付け下げ、色無地、江戸小紋がおススメですが、
予算があまり無い人は、
洗える着物でも良いので、三役の江戸小紋か色無地にしましょう。

ただし、プレタでは寸法が合わないので、別誂えでお仕立てしてくださいね。
(もし、プレタで寸法が合えばいいですが)
また、正絹よりも着づらいので、着崩れには注意してくださいね。

東レシルックなどのポリエステルのお着物は、、
正絹と見間違うような素材、色柄の着物がありますので、
初心者や天気が悪い日などはオススメです。

通常の公演や二階席の場合

歌舞伎座は、席によっても、ふさわしい着物は変わってきますので、
注意してくださいね。

花道横や一階の前方なら記念公演の時と同じ着物でも良いのですが、
小紋くらいまでがオススメですね。

普段着っぽい紬でも、木綿のお着物だと
口うるさい人が失礼な事を言う可能性はありますね。

そんな事を気にしないのなら、何を着ても良いですね。
ジーパンで観劇に来る人もいるわけですからね。

個人的な意見では、
木綿のお着物でもステキに着こなしていればOKですね。

ステキというのは、
着物の種類よりも、コーディネートと着付けです。

きれいな着付けで、その人に合った色柄、コーディネートをしていれば、
何も言われることはないし、きっと言う人もいないですよ。

でも、不安があるなら、オーソドックスが一番ですね。

結論として、

何を着ていくか不安があれば、
訪問着、付け下げ、色無地、江戸小紋をおススメします。

注意することは、コーディネートと着付けです。

コーディネート

帯のコーディネート

帯は、訪問着なら織か染の袋帯。
花道の脇や前方の席なら、豪華な織の袋帯でも良いですね。
綴れの八寸名古屋帯でも金糸銀糸を使った豪華な柄ならOKですよ。

付け下げ、江戸小紋、色無地は、
織か染の袋帯、織か染の九寸名古屋帯、綴れ織の八寸名古屋帯でも良いです。

また、博多の八寸名古屋帯でも良いですね。
柄は、献上柄なら間違いないです。
博多帯でも普段着に合わせるような柄は避けた方が良いですね。

紬の着物なら、おしゃれ袋帯か九寸、八寸の名古屋帯です。
織でも染でも良いですね。
昔は「織の着物は染の帯」と言っていましたが、
染でも織でもどちらでも色柄が合えば平気です。

木綿のお着物は、八寸名古屋帯か半幅帯ですね。
半幅帯を締めるなら、お太鼓風に締めるとステキですよ。
紬や小紋でこの結び方をしても良いですね。

「リボン結び 三春太鼓」という結び方です。

「小春太鼓」という結び方です。

小物のコーディネート

帯締めは、江戸組紐が良いですね。
五嶋紐や中村正が有名です。
締めやすく緩みにくく、美しい帯締めです。

草履は足元のオシャレですから気を使いましょう。
歌舞伎座は下駄は禁止という噂がありましたが、
事実ではなく下駄でも良いそうです。
(歌舞伎座の関係者が言っています)

最後に

歌舞伎はもともと庶民の娯楽で、武士など身分の高い人は見られなかったのです。
それが、明治時代に外国の要人に見せるようになり、世界に誇る日本伝統芸能として扱われるようになったのです。

ですから、口うるさい人の事さえ気にならなければ、何を着ても良いですよ。
ただし、季節感に合った着物を着ることとコーディネートに注意してくださいね。
また、一日着物を着ているのだから、着崩れしないようにしてくださいね。

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