祖母の留袖を着たいのですが、平気ですか?

最近、結婚式シーズンということもあり、
留袖についての質問や相談が増え着てきましたね。

親から譲り受けた留袖について

その中でも多いのが、
祖母の留袖を着たいのですが、平気ですか?
母の留袖を着たいのですが、平気ですか?
という相談です。

結論から言うと、
留袖の状態に問題がなければ、結婚式でお召しになっても問題ありません。

柄の地味派手や柄が古いという事は、あまり問題ではありません。

それではどのような状態になっているとダメなのか?

  • 留袖の表地にカビが発生している。
  • このブログで何回もお話しているとおり、
    留袖、喪服はカビが発生しやすくて、カビが目立ちます。
    黒の染料にカビを誘発する物質があるそうです。

    年に数回陰干しをしていれば、カビの発生が起きにくいです。
    また、初期段階で気がつくので、修復可能です。

    しかし、タンスに何十年も入れっぱなしの場合は、
    極めて危険です。

    たとう紙は、カビの発生を防ぐ効果がありますが、
    たとう紙が黄色くなっていたら、中の着物を見てください。
    留袖なら、白い点々がカビです。
    白っぽい着物なら、茶色い点々がカビです。

    カビは初期の段階なら割りと簡単に落ちますが、
    古いカビになると生地まで浸透しているので、
    カビを落とすと、黒の染料まで抜けてしまいます。

    そうなると大変です。
    洗張りをして、カビを取って、
    柄の部分が染まらないように糊で伏せて、黒染めします。
    その後、仕立てますので、20万円以上掛かります。

    新しい留袖を買った方が安いです。

  • 留袖の裏地が黄色くなっている。
  • 胴裏の帯の部分や背中の部分が黄色くなっているのは、汗シミです。

    汗が残ったまま仕舞っておいたので、シミになっているのです。
    古いものが多いので直りません。
    裏地の交換ですね。

    比翼地の衿の部分も汗をかくので汗シミになりやすいです。

    汗シミは、ベンジンで取れる可能性がありますが、
    お店ではやってもらえません。

    裏地なので、見えない部分は気にしないと言うなら、
    交換しなくても良いですが。

  • 表地が縮んでいるので、裏地が出てしまう。
  • 留袖は縮緬という生地が使われているので、
    何十年も仕舞いっぱなしの場合は、縮んでいる可能性が高いです。

    確認方法は、
    着物ハンガーに掛けて、裏地が出ているかどうかを見ます。

    袖口の袷の部分を見て、シワシワになっていれば縮んでいます。

    縮みが少しなら着せ方で何とかなりますが、
    大きく縮んでいる場合は、裏地を詰めるほうが安上がりです。

  • 目立つ場所にシミや変色がある。
  • シミ抜きをしてくれる専門店に持っていき、
    シミ抜きや補修をして持ってください。

  • 寸法が合わない。
  • 大きいのは、何とかなりますが、小さいのは難しいですね。

    基本的に、身丈は10センチ前後、裄は5センチ以内なら、
    小さくても着方でカバーできます。

    裄が短い場合は、衿幅を広くする、衣紋を大きめに抜く、で多少長くなります。
    身丈は、腰紐の位置を下げれば、着られます。

    裄だけ短い場合は、裄出しした方が良いですね。
    1万円くらいで直せます。

    ただし、古い着物だとヤケがあり出した部分が目立つことがあります。
    その場合は、色の補修をするので、さらに数千円から1万円くらい掛かります。
    それは、解いてみないと分かりません。

    身丈出しは、3万円前後掛かるので、諦めたほうが良いですね。

  • 柄が古いのでおかしくないですか?
  • 柄が古いだけでおかしいとは言えません。

    例えば、加賀友禅は50年前の留袖でもそう変わらないです。
    京友禅でも同じです。
    30年位前と今の留袖では、ほとんど違いはありませんね。

    100年以上前だとさすがに違和感がありますが、
    柄以前に着物の状態が難しいので着られないと思います。

    40~50年位前の留袖に良くあるのが、
    大きな鳥の刺繍の柄ですね。
    私達プロは、古さは感じますが、
    分からない人は分からないので、
    自分が気に入っているなら良いと思いますね。

ただし、新郎新婦の母親は、

集合写真でも最前列なので留袖の柄が写りますし、
お見送りのご挨拶でも両家が並ぶので、
留袖の柄は目立ちます。

相手のバランスや出席者の人数、内容を考えて、
決められたら良いですね。

まとめ

  • お祖母様やお母様の留袖の保管状態が良く、
    寸法が合う場合は、そのまま着られます。
  • 状態の問題がある場合は、
    見積もりをしてもらい決めたら良いですね。
  • クリーニング店では、見積もりをしてくれないお店が多いので、
    着物の専門店に相談に行きましょう。

    無料見積もりの確認をしてくださいね。

  • 余程の思い入れがない限り、
    補修などに5万円以上掛かったら買ったほうが良いと思います。
  • 家紋が違うことを気にしなければ、レンタルでも良いですが、
    2,3回着る予定があるなら買ったほうが良いですよ。

ご質問やご相談は、
お問い合わせフォームから遠慮なくしてくださいね。

それでは、お薦めの留袖をご紹介しますね。

参考にしてください。

レンタルでも2枚まで試着できます。
本契約で2000円キャッシュバックなので、
実質3000円で試着できますね。

本契約の商品は、8800円からです。
ネットは安いですね。

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留袖と言えば、本加賀友禅ですね。
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