伊調馨の振袖と記念品の袋帯を詳しく教えますね


伊調馨さんの振袖姿ステキでしたね~

伊調馨さんの振袖について

日本和装から贈られたそうです。
高級外車一台分というので、500万円くらいでしょうか?

一点物だとか、有名な作家の作品なら、その位の価格はあり得ますね。
福原愛ちゃんの総絞りの振袖と同じくらいの値段かもしれません。

福原愛ちゃんの振袖は、カワイイ~っていう感じでしたが、
伊調馨さんの振袖は、カッコイイ~っていう感じですね。

伊調馨さんのキリッとしたお顔立ちによく似合っていますね。

 

柄について

伊調馨さんの振袖の柄付けは、
「染め分け」といって正面から見ると上半身の左右の色が違いますね。

生地は、銀糸が織り込んである「銀通し」」の生地にように見えます。
どっしりと重そうな生地ですね。

紫の地色に桜の花がいっぱいに描かれていて素晴らしいです。
立体感があるので、刺繍かと思いましたが、染めのようですね。

この振袖は、二十歳の成人式では、なかなか着こなせない色、柄、雰囲気ですね。

伊調馨さんは、着物が好きみたいなので、嬉しいですね。

ニュースのインタビューでこんな事おっしゃっています。

(きょうの着物は?)
いろんな方に選んでいただいて、わたしのイメージも含めて、こんな色がいいんじゃないかということで。
わたしも、この振り袖を見た時に、ひと目ぼれじゃないですけど、
かっこいいなというイメージで選ばせていただきました。

(レスリングとの関わり方はどういうふうに?)
もちろん自分もレスリング好きですし、教えていきたいというか、
世界中の方に、子どもも含めて、教えていきたいなと思うんですけど、
格闘技の裏側で、1人の女性として、こうやって着物の文化も伝えながら。
本職はレスリングなので、同時進行じゃないですけど、
レスリングの裏に、1人の女性でもあるんだというものを。
わたしなりにというか、わたしが伝えられることは、
格闘技プラス女性という、異色なのを伝えられればいいなと思います。

 

国民栄誉賞の記念品 西陣織の本袋帯

国民栄誉賞の副賞は、着物をおねだりしたようで、
金色の帯が進呈されましたね。

 

西陣織の六通本袋帯です。

柄は、 光吉装華文という正倉院文様ですね。

織元は、龍村美術織物ではないかと思われます。
というのは、「 光吉装華文」という帯を制作しているからです。
全く同じ柄ではありませんが、柄の雰囲気は似ています。

織り方は、本袋織りです。

本袋帯というのは、筒状に織る織り方と言われていますが、
結果的に筒状になっているのであって、織る時は上下二重に織っています。

裏と表を一緒に織るので、技術的にも難しいし、
本袋帯を織る織機も数が少なく、織れる職人も少ないです。

 

本袋帯のメリット

  • 帯の側面に縫いしろがないので、側面が薄く、デコボコになりません。
  • 表裏が同じ生地なので、伸縮性が同じで締め心地が良いです。
  • 長く使用しても、表と裏の伸縮性が同じなので、帯の表面が膨らんだりしないです。

龍村美術織物でこの織り方だと定価だと100万以上しますね。

伊調馨さんは、帯についてインタビューでこんなことを言っています。

(記念品の帯を実際見た感想は?)
帯の感想は、やはり金色というか、金色の部分が多いので、あの帯をこれから、どんな着物に合わせていこうかなと、すごく今、ワクワクというか、楽しみな気持ちでいっぱいです。
これから、この着物の文化というか、日本人としての誇りをしっかり持って、世界に発信していければいいなと思います。

 

伊調馨さんには、これからもレスリングと着物の伝道師の両方頑張って欲しいですね。

 

こちらは古典柄の振袖で紫の振袖は意外と少ないですよ。

成人式で着ると目立ちそうですね。

龍村美術織物の本袋帯、龍村美術織物の丸帯です。
大変珍しいですね。

 

 

今はネットで商品が見られるので良い時代です。

お値段も信じられない位お買得になっていますよ。

今回は、「伊調馨の振袖と記念品の袋帯を詳しく教えますね」でした。

また、次回もご覧くださいね。

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